Redmineのインストール
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Redmineのインストールし、既存のApacheと連携させるまでの手順を説明します。以下のものがインストールされている環境を前提としています。
- Ruby
- SQLite3
- RubyGems
- Ruby on Rails (
# gem install rails
)
※Redmine 0.7.0よりRails 2.0.2必須。1.2.x不可。 - sqlite3-ruby (
# gem install sqlite3-ruby
)
リリース版のtarballをRubyForgeからダウンロードし展開するか、もしくは最新開発版をsvnからチェックアウトします。
いずれの手順も ダウンロード を参照してください。
SQLite3の場合:
production: adapter: sqlite3 dbfile: db/redmine.db timeout: 5000
MySQLの場合:
production: adapter: mysql database: db_redmine username: user_redmine password: ******** host: localhost encoding: utf8
下記コマンドでconfig/initializers/session_store.rb を生成します。
$ rake generate_session_store
$ rake db:migrate RAILS_ENV=production $ rake redmine:load_default_data RAILS_ENV=production
config/email.ymlを作成します。下記はRedmineと同一ホストにPostfixやSendmailなどのMTAがインストールされている場合の設定です。
production: delivery_method: :async_smtp smtp_settings: address: localhost port: 25 domain: host.example.jp
コマンドラインから下記のようにして起動します。webサーバが起動し3000/tcpで待ち受け状態となるので、ブラウザでアクセスします。ログイン画面が表示されます。
$ script/server -e production
初期状態では*ユーザー名admin*、*パスワードadmin*でログインできます。
まずはログインしてadminのパスワードを変更します。「my account」からパスワードの変更をします。また、同じ画面から、adminユーザーの言語を日本語に変更できます。
「管理」→「設定」で全体的な設定を行います。
- 「デフォルトの言語」を「日本語」に。
- 「送信元メールアドレス」を適宜変更。
- 「認証が必要」を有効に。
- 「ユーザは自分で登録できる」を無効に。
実際に運用するために、既存のApacheと連携させます。下記の文書をご覧ください。
Apache上でRedmineを動かす/Passenger(mod_rails for Apache)の利用
※以前はmod_proxy+mongrelによる連携手順を公開していましたが、より運用が容易な Passenger での手順に差し替えました。