Redmine.JP

プロジェクト管理ソフトウェアRedmine 日本語情報 (unofficial)

TOP > Redmine Guide日本語訳 > Redmineのインストール

Redmineのインストール

本手順はRedmine 1.4.0以降を対象としています。Redmine 1.3.xをインストールする場合は 旧バージョン用の手順 を参照してください。

必要な環境

OS

RedmineはたいていのUNIX, Linux, Mac, Windowsシステム等、Rubyが利用可能なシステムで実行できます。

RubyおよびRuby on rails

Redmineの各バージョンで必要となるRailsのバージョンは以下の通りです。

Redmine Ruby Rails RubyGems
trunk ruby 1.8.7, 1.9.2, 1.9.3, jruby-1.6.7 Rails 3.2.3 RubyGems <= 1.8
2.0.x ruby 1.8.7, 1.9.2, 1.9.3, jruby-1.6.7 Rails 3.2.3 RubyGems <= 1.8
1.4.x ruby 1.8.7, 1.9.2, 1.9.3, jruby-1.6.7 Rails 2.3.14 RubyGems <= 1.8

注意:

データベース

オプション

Redmineのバージョン

通常は最新のリリース版のRedmineをインストールしてください。Redmineは現在6ヶ月ごとに新しいバージョンがリリースされており、リリース版はたいへん実用的でかつ安定しています。RubyおよびRailsに精通しているのでなければ、trunkバージョンのRedmineの利用は おすすめできません。 trunkバージョンは正常に動作しないこともあります。

インストール手順

1. リリースパッケージを ダウンロード し展開するか、svnリポジトリからチェックアウトし、Redmineのソースコードを取得してください。

2. 1.4.0以降では、Redmineはgemの依存関係を管理するために Bundler を使っています。まずはBundlerをインストールしてください:

gem install bundler

その後、以下のコマンドを実行することで、Redmineを実行するために必要なすべてのgemをインストールすることができます:

bundle install --without development test

もしRedmineをインストールしようとしている環境にImageMagickがインストールされていない場合、次のようにしてrmagickのインストールを省略する必要があります:

bundle install --without development test rmagick.

使用しないデータベースアダプタのインストールを省略することもできます。たとえばMySQLを使用する場合、 `bundle install --without development test postgresql sqlite` とすることでpostgresqlとsqliteのgemのインストールを省略できます。

もしRedmine本体は使用しないgem(例: mongrel, fcgi)もロードしたい場合、 Gemfile.local というファイルをRedmineのディレクトリに作成してください。 bundle install 実行時に読み込まれます。 例:

# Gemfile.local
gem "mongrel"

3.空のデータベースとそのデータベースに接続するためのユーザー(例: redmine )を作成してください。

MySQLの場合:

create database redmine character set utf8;
create user 'redmine'@'localhost' identified by 'my_password';
grant all privileges on redmine.* to 'redmine'@'localhost';

PostgreSQLの場合:

CREATE ROLE redmine LOGIN ENCRYPTED PASSWORD 'my_password' NOINHERIT VALID UNTIL 'infinity';
CREATE DATABASE redmine WITH ENCODING='UTF8' OWNER=redmine;

4. config/database.example.yml をコピーして config/database.yml を作成してください。 config/database.yml を編集し、"production"環境用のデータベース設定を行ってください。

MySQLをRuby 1.8またはjrubyで使用するの場合の例:

production:
  adapter: mysql
  database: redmine
  host: localhost
  username: redmine
  password: my_password

MySQLをRuby 1.9で使用するの場合の例 (データベースアダプタは mysql2 でなければなりません):

production:
adapter: mysql2
database: redmine
host: localhost
username: redmine
password: my_password

MySQLを標準のポート(3306)以外で実行している場合は以下のような設定となります:

production:
adapter: mysql
database: redmine
host: localhost
port: 3307
username: redmine
password: my_password

PostgreSQLを使用する場合の例(デフォルトのポート):

production:
adapter: postgresql
database: <your_database_name>
host: <postgres_host>
username: <postgres_user>
password: <postgres_user_password>
encoding: utf8
schema_search_path: <database_schema> (default - public)

5. セッションストア秘密鍵を生成してください。

Redmine 1.4.xの場合:

rake generate_session_store 

Redmine 2.xの場合:

rake generate_secret_token

6. データベース上にテーブルを作成してください。Redmineのインストールディレクトリで下記コマンドを実行します。

RAILS_ENV=production rake db:migrate

これによりテーブルとRedmineの管理者アカウントが作成されます。

もし次のエラーが発生した場合、libopenssl-ruby1.8が必要です。

Rake aborted!
no such file to load -- net/https

Ubuntuの場合、以下のコマンドを実行してください。

apt-get install libopenssl-ruby1.8

7. 下記コマンドを実行し、デフォルトデータをデータベースに登録してください:

RAILS_ENV=production rake redmine:load_default_data

この手順の実行は任意ですが 強く推奨されます。 デフォルトのロール、トラッカー、ステータス、ワークフロー、列挙項目がロードされます。

8. パーミッションの設定

Windows上で実行する場合はこの手順は省略してください。

Redminを実行するユーザーは次のディレクトリに対して書き込み権限が必要です: files, log, tmp (tmpが無ければ作成してください)。

mkdir tmp public/plugin_assets 
sudo chown -R redmine:redmine files log tmp public/plugin_assets
sudo chmod -R 755 files log tmp public/plugin_assets

9. WEBrickによるwebサーバを起動して、インストールができたかテストしてください:

Redmine 1.4.xの場合:

ruby script/server webrick -e production

redmine 2.xの場合:

ruby script/rails server webrick -e production

WEBrickが起動したら、ブラウザで http://localhost:3000/ を開いてください。Redmineのwelcomeページが表示されるはずです。

注意: Webrickは通常は開発時に使用すものであり、通常の運用には適していません。動作確認以外には使用しないでください。本番運用においてはPassenger (mod_rails) や mongrel の利用を検討してください。

10. デフォルトの管理者アカウントでログインしてください。:

「管理」画面でアプリケーションの設定を変更できます。

ログの設定

Redmineはデフォルトでは:infoレベルのログをlogディレクトリに記録します。サイトの利用状況によってはファイルサイズが大きくなるので、ログファイルが無制限に大きくならないようログのローテーションを行うことを検討してください。logrotateのようなシステムユーティリティを使用するか、config/additional_environment.rbによりローテーションが行えます。

後者の方法でローテーションを行うには、config/additional_environment.rb.exampleファイルをコピーしてconfig/additional_environment.rbファイルを作成し、下記の行を追加してください。loggerのデフォルトのログレベルはLogger::DEBUGであり大量の情報が記録されるので、明示的にLogger::INFOレベルに設定する必要があるので注意してください。

#Logger.new(PATH,NUM_FILES_TO_ROTATE,FILE_SIZE)
config.logger = Logger.new(config.log_path, 2, 1000000)
config.logger.level = Logger::INFO

SMTPサーバの設定

config/email.yml.example をコピーして config/email.yml を作成して編集を行い、SMTP設定を適宜調整してください。

設定例は メールの設定 を参照してください。

設定変更後は必ずサーバを再起動してください。

バックアップ

以下をバックアップしてください:

簡単なバックアップスクリプトの例を示します (mysqlを使用している場合):

# Database
/usr/bin/mysqldump -u <username> -p <password> <redmine_database> | gzip > /path/to/backup/db/redmine_`date +%y_%m_%d`.gz

# Attachments
rsync -a /path/to/redmine/files /path/to/backup/files

Windows環境でのインストール

RubyInstaller をインストール後、スタートメニューから「Start Command Prompt with Ruby」を実行してください。

開いたコマンドプロンプト内で、前述の手順を実行してください。

ただし、一部のコマンドはそのままではWindows上では実行できませんので次のように変更してください。

変更前:

RAILS_ENV=production rake db:migrate
RAILS_ENV=production rake redmine:load_default_data

変更後:

set RAILS_ENV=production
rake db:migrate
rake redmine:load_default_data

データベースにMySQLを使う場合は次のコマンドを実行してMySQLのgemをインストールしてください。

gem install mysql

場合によってはlibmysql.dllをruby/binディレクトリにコピーすることが必要です。libmysql.dllはどれでもよいわけではありません。次のURLのものが動作するようです。

http://instantrails.rubyforge.org/svn/trunk/InstantRails-win/InstantRails/mysql/bin/libmySQL.dll

MySQL 5.1とRails 2.2以上の組み合わせにおける問題

最新のバージョンのMySQLを使っている場合、次のようなエラーが発生することがあります。

!!! The bundled mysql.rb driver has been removed from Ruby 2.2

そして "gem install mysql" を実行すると大量のエラーが発生します。rakeタスクの実行もすぐに失敗します。

この問題を解決するにはInstantRails projectから以下のDLLをダウンロードし、\Ruby\bunディレクトリにコピーしてから再度rakeコマンドを実行してみてください。

http://instantrails.rubyforge.org/svn/trunk/InstantRails-win/InstantRails/mysql/bin/libmySQL.dll

手作業でのインストール以外の方法

インストール作業を簡略化できるサードパーティのAll-in-Oneインストーラも提供されています。 ダウンロード ページを参照してください。

関連サイト

ページの先頭へ