メールのエンコードをiso-2022-jpにする(文字化け回避)
Redmineの通知メールのエンコードはutf-8であるため、一部のメーラーでは日本語が文字化けすることがあります。
ActionMailerJa をインストールすると、Redmineから送信されるメールのエンコーディングがiso-2022-jpになり、utf-8に対応していないメーラーでの文字化けが解消します。
Redmineはwebアプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」で開発されています。Ruby on Railsを使ったアプリケーションからメールを送信するにはActionMailerというものを使用しますが、そのときのメールのエンコーディングはutf-8になります。
ActionMailerJaは、ActionMailerから送信されるメールのエンコーディングをiso-2022-jpにするためのRuby on Railsアプリケーション汎用のプラグインです。RedmineなどRuby on Railsアプリケーションに対してインストールするだけで、メールのエンコーディングがiso-2022-jpになります。
Redmineのインストールディレクトリで以下のコマンドを実行後、Redmineを再起動してください。
ruby script/plugin install git://github.com/kusakari/actionmailer_ja.git
1. 次のURLからActionMailerJaのtarballをダウンロードしてください: https://github.com/kusakari/actionmailer_ja/tarball/master
2. Redmineインストールディレクトリ以下の vendor/plugins ディレクトリでダウンロードしたtarballを展開してください。
tar zxvf kusakari-actionmailer_ja-4bc66ab406cab8f085fc3b5ebb523d717af678a3.tar.gz
3. tarballを展開してできたディレクトリの名称をactionmailer_jaに変更してください。
mv kusakari-actionmailer_ja-4bc66ab406cab8f085fc3b5ebb523d717af678a3 actionmailer_ja
4. Redmineを再起動
- kusakari/actionmailer_ja (GitHub)
- farend/actionmailer_ja (GitHub) Outlookなど一部メーラーでActionMailerJa導入後もサブジェクトが文字化けする問題に対処するために、オリジナルのActionMailerJaを改良したものです。