Redmine 5.1.3, 5.0.9 リリース
2024年6月12日(中央ヨーロッパ時間)、Redmine 5.1.3 と 5.0.9 がリリースされました。不具合修正が中心の maintenance release であり、Redmine 5.1.3の場合、5.1.2に対して10件の修正が行われています。
Redmineとは:
Redmineはオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアです。オンプレミスのサーバなど自前の環境に自由にインストールできるほか、クラウドサービスも利用できます。
Redmine 5.1.3 と 5.0.9 の両バージョンにおいて以下の重要な修正が含まれています。
- "LoadError: cannot load such file -- blankslate" というエラーが発生してRedmineが起動しない現象の対応(Patch #40802: Support builder 3.3.0)
また、Redmine 5.1.3 と 5.0.9 の両バージョンにおいてRuby on Railsのバージョンが6.1.7.8に更新されました。
各リリースのCHANGELOG(修正・変更点の一覧)の日本語訳です。チケット番号はRedmineオフィシャルサイト上のチケットにリンクしています。
Gems Support
- Defect #40603: Mocha 2.2.0 causes test failure: "unexpected invocation"
Mocha 2.2.0 によりテストが失敗する - Patch#40802: Support builder 3.3.0
builder 3.3.0をサポート
Issues
- Defect #40410: Watcher groups on new issue form get dereferenced on validation error
新しいチケット作成時にウォッチャーとして選択したグループが、選択解除されてしまう - Defect #40412: Issue list filter "Watched by: me" only shows issues watched via group for projects with the view_issue_watchers permission
チケット一覧においてウォッチャーが自分に等しいフィルタを適用したとき、自分がメンバーであるグループがウォッチしている場合、「ウォッチャー一覧の閲覧」権限を持つチケットだけが表示される - Feature #40556: Focus on the textarea after clicking the Edit Journal button
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Performance
- Defect #40610: Slow display of projects list when including project description column
プロジェクトの説明を含む場合、プロジェクト一覧の表示が遅くなる
Rails support
- Patch #40818: Update Rails to 6.1.7.8
Ruby on Railsのバージョンを6.1.7.8に更新
Code cleanup/refactoring
- Defect #40389: Missing fixture: add :groups_users fixture to Redmine::ApiTest::UsersTest
Redmine::ApiTest::UsersTest
に:groups_users
フィクスチャーを追加する
Issues workflow
- Patch #40693: Ignore status in roleld_up_status if workflow only defines identity transition
ワークフローが同一状態への遷移のみを定義している場合、Project#rolled_up_statuses
はステータスを無視する
Translations
- Patch #40682: Czech translation update for 5.1-stable
チェコ語の翻訳の更新
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