Redmine 1.4.0 リリース
2012年4月14日、Redmine 1.4.0がリリースされました。
本リリースは、2011年12月にリリースされたRedmine 1.3.0以来のメジャーバージョンアップです。同時にリリースされたRedmine 1.3.3で行われた修正に加えて多数の新機能追加・修正が行われています。
新機能の一例:
- 一つのプロジェクトで複数のリポジトリを参照可能
- カスタムフィールド(リストから選択)が複数選択に対応
- チケットの コピー/複製 および 編集/移動 の統合
- チケット更新の競合・添付ファイルアップロードが失敗した際の処理の改善
- 前後のチケットに移動できるナビゲーションを追加
- REST API: プロジェクトのメンバーの管理、添付ファイルのアップロード
- Ruby 1.9およびjrubyに正式に対応
1.4の新機能の一覧は Redmine 1.4のCHANGELOG で確認できます。
- 依存するgemの管理にBundlerを使用するようになりました。新規インストールや旧バージョンからのアップグレードの際はBundlerのインストール(
gem install bundler
)およびbundle install
の実行が必要です。 - RubyForgeから取得したtarballにRuby on Railsが添付されなくなりました。
bundle install
を実行しインストールを行います。 - 対応環境から Ruby 1.8.6 が外れました。
- 既存のプラグインが動作しなくなった場合、プラグインの config/routes.rb にデフォルトルートを追加することで解決することがあります(#9778 )。
以下の記事を参考にしてください。
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
現時点で、旧バージョンから1.4.0へのアップグレード手順を説明した公式のドキュメントは存在しません。以下の両方の文書に参照しながら作業を実施してください。特に、Bundlerのインストール(gem install bundler
)および bundle install
の実行が必要な点に注意してください。
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
- アナウンス (www.redmine.org)
- 1.4.0の変更点一覧 (www.redmine.org)
- ダウンロード (RubyForge)
- svnリポジトリ (1.4-stable)
- configuration.yml によるRedmineの設定 (Redmine.JP Blog)
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
- Redmineを使い始めるための初期設定 (Redmine.JP)
- 使用中のRedmineのバージョンの確認方法 (Redmine.JP)