Redmine 1.3.0 リリース
2011年12月10日、Redmine 1.3.0がリリースされました。
本リリースは、5月にリリースされたRedmine 1.2.0以来のメジャーバージョンアップです。同時にリリースされたRedmine 1.2.3で行われた修正に加えて約30個の修正、そして多数の新機能の追加が行われています。
新機能の一例:
- PDFエクスポート機能の改善 (Textileによる書式設定への対応・画像の出力)
- CSVエクスポート機能の改善 (エクスポート対象を画面表示されている項目のみか、全項目か指定可能)
- Wikiで個別のセクションのみを編集
- グループへのチケット割当
- Git・Mercurialリポジトリのブランチ・マージの履歴を見やすく表示
- 日付の範囲を指定してチケットを絞り込む
- MailHandlerの改善(ユーザー登録)
- REST APIの充実 (チケットの関連づけ、バージョン、カスタムクエリ、カテゴリ、添付ファイル、ステータス、トラッカー)
- 1.3.0の変更点一覧 (www.redmine.org)
- Redmine 1.3.0より、実行するためにRails 2.3.14が必要です。RubyForgeからダウンロードしたリリースパッケージにはRails 2.3.11が含まれていますが、svnリポジトリからチェックアウトしたRedmineのソースコードを利用している方はRails 2.3.14のインストールが必要ですので注意してください。
- Redmine 1.2.0以降ではメール関係の設定を config/configuration.yml で行うようになりました。ただし、従来通りの config/email.yml による設定も現時点では可能です。
以下の記事を参考にしてください。
- Redmine 1.2をCentOS 5.5にインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
- アップグレード (Redmine Guide日本語訳)
- アナウンス (www.redmine.org)
- 1.3.0の変更点一覧 (www.redmine.org)
- ダウンロード (RubyForge)
- svnリポジトリ (1.3-stable)
- Redmine 1.2をCentOS 5.5にインストールする手順 (Redmine.JP Blog)
- configuration.yml によるRedmineの設定 (Redmine.JP Blog)
- Redmineのインストール手順 (Redmine Guide日本語訳)
- 旧バージョンからのアップグレード手順 (Redmine Guide日本語訳)
- Redmineを使い始めるための初期設定 (Redmine.JP)
- 使用中のRedmineのバージョンの確認方法 (Redmine.JP)