5分でわかるRedmineの「ロードマップ」機能

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5分でわかるRedmineの「ロードマップ」機能

オープンソースの課題管理システムRedmine(レッドマイン)の「ロードマップ」機能をわかりやすく解説します。

目次

ロードマップ機能概要

Redmineのロードマップ画面

Redmineの中核機能は「チケット」を使った課題や問題の追跡管理機能です。「チケット」とは、Redmineで追跡管理するための個々の課題や問題を指します。これには実施すべき作業、修正すべきバグなどが含まれ、それぞれがチケットとして登録されます。チケットの一覧を表示すると、各課題の状態(未着手、進行中、完了など)が表示され、これによりプロジェクト全体の進捗状況を一目で確認できます。

しかし、プロジェクトが進行するにつれて、チケットの数が増加し、一覧が非常に長くなることがあります。これにより、重要なタスクや緊急の課題を見落とすリスクが生じ、プロジェクトの全体的な進捗状況の把握が難しくなります。

そこで、Redmineに備わっているバージョンとロードマップという機能が役に立ちます。一般的なプロジェクトの計画では、節目や目標を設定することが多いと思います。それらの節目や目標をマイルストーンと言います。プロジェクト管理では、マイルストーンごとに進捗状況を確認する方法がよく使われます。Redmineのバージョン機能を使用すると、チケットを特定のマイルストーンに関連付けることができます。ロードマップ機能はバージョンに関連付けられたチケットを視覚的に表示することで、マイルストーンごとの進捗状況を視覚的に表示し、管理を容易にします。

マイルストーンをバージョンとして追加する

マイルストーンを設定することで、チーム全体の進捗を測定し、調整するのに役立ちます。 マイルストーンには以下のような情報が含まれます。

  • 具体的な成果物や目標、重要なプロジェクトの節目(例: "プロトタイプの完成", "ユーザーテストの開始")
  • 完了期限日

これらの情報を使ってRedmineに新しいバージョンを追加することで、Redmine上にマイルストーンを具体化させます。 新しいバージョンを追加する手順はRedmineでロードマップタブを表示したいをご覧ください。

Redmineのバージョン作成画面

課題やタスクをチケットとして登録するときに、バージョンを選択することで、そのチケットをマイルストーンに関連付けできます。この関連付けにより、各チケットがプロジェクトのどの部分に貢献しているかが明確になり、効率的なタスク管理が可能になります。

Redmineのチケット登録時にバージョンを選択する画面

こうしておくと、チケット一覧を表示するときにバージョンごとに分けたり、特定のバージョンに絞り込んでチケット一覧を表示することができます。 バージョンごとのチケット一覧を使用することで、

このようにすることで、プロジェクトの進行状況を一目で把握し、タスクの優先順位を効率的に管理できますし、今自分が取り組むべき課題や、マイルストーンごとにやらなければならない課題を見落とすことがなくなります。

ロードマップ画面

バージョンを追加すると、プロジェクトメニューに「ロードマップ」のリンクが表示されるようになります。このリンクをクリックすると、バージョンごとにチケットの状況が表示されます。

Redmineのロードマップ画面

この画面では、バージョンごとに以下の情報が表示されます。

  • バージョンの名称
  • バージョンの説明
  • 期日と、期日までの残り日数
  • 関連付けられているチケット全体の進捗率
  • 関連付けられているチケットの一覧

この画面を見れば、マイルストーンごとの進捗状況がひと目で把握できます。

チケットの詳細を確認したければ、チケット一覧のチケット番号をクリックするとチケットの詳細画面が表示されます。

Redmineのロードマップ機能は、プロジェクトの進捗管理を効率化し、プロジェクトの成功に寄与します。この機能を活用することで、計画的なプロジェクト進行とリスク管理が可能になり、最終的な成果の質を高めることができます。ぜひご活用ください。

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