Redmineでチケットが削除できない場合に確認すること

藤江 佑季子(ファーエンドテクノロジー株式会社)
作成日

チケットの削除は、システム管理者、または「チケットの削除」権限を持つロールのユーザーのみ実行できます。チケット詳細画面に「チケットを削除」が表示されない場合や、削除できない場合は、次の点を確認してください。

確認すること

1. ロールに「チケットの削除」権限があるか確認する

Redmineの標準機能では、チケットを削除できるかどうかはロールの権限設定で決まります。デフォルトでは「チケットの削除」権限は「管理者」ロールにのみ割り当てられており、「開発者」や「報告者」などのロールでは削除できません。

切り分け方法

  1. 「管理」→「ロールと権限」→「権限レポート」で、対象ユーザーに適用されているロールに「チケットの削除」権限があるか確認します。
  2. 「管理」→「ロールと権限」→各ロールの画面下部に表示される「チケットトラッキング」セクションにて、対象トラッカーの「チケットの削除」にチェックが入っているかも確認します。

2. 子プロジェクトのチケットを見ていないか確認する

Redmineでは、親プロジェクトのチケット一覧に子プロジェクトのチケットを表示できます。この設定はデフォルトで有効です。そのため、親プロジェクトを見ているつもりでも、実際には子プロジェクトのチケットを開いていることがあります。

また、親プロジェクトと子プロジェクトでは権限が同じとは限りません。子プロジェクト側で「メンバーを継承」が有効になっていない場合、親プロジェクトで持っている権限が子プロジェクトには適用されないことがあります。

切り分け方法
チケットがどのプロジェクトに属しているかを確認し、そのプロジェクトで自分に割り当てられているロールを確認してください。必要に応じて、子プロジェクト側で「メンバーを継承」が有効かどうかも確認します。

3. プロジェクトが「終了」状態になっていないか確認する

プロジェクトが「終了」状態になっていると、登録済みの情報は参照できますが更新はできません。チケットの削除も更新操作の一つなので、終了したプロジェクトでは実行できません。

切り分け方法
対象チケットが属するプロジェクトのステータスを確認し、「終了」になっている場合は、必要に応じてプロジェクトを再開してください。

4. View Customizeプラグインで削除操作が無効化されていないか確認する

標準機能の権限設定に問題がないのに削除できない場合は、View Customizeプラグインによって「チケットを削除」メニューが非表示または無効化されている可能性があります。

切り分け方法
View Customizeのカスタマイズが影響していないかを確認するため、View Customizeをすべて無効化して確認してください。

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