トラッカーの追加

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トラッカーとは

「トラッカー」は、チケットで使用するフィールド(入力項目)やステータスなどを定義する機能です。入力フォームの切り替えなどを行います。チケットを分類するカテゴリではありません。

まずは、Redmineにおけるトラッカーの役割について詳しく解説している以下の記事を一読することをおすすめします。
Redmineワンポイントチェック(5): トラッカーを正しく使おう

  • トラッカーはRedmine全体の設定のため、複数のプロジェクトで併用することができます。
  • トラッカーの追加・編集・削除は、システム管理者権限を持つユーザーのみができる操作です。

トラッカーの追加手順

画面左上の「管理」をクリックし、管理の中の「トラッカー」をクリックしてください。トラッカー画面が表示されます。

3つのデフォルトのトラッカーが表示されます。これらをそのまま使ったり、名称を変更して利用することもできますが、今回は新しくトラッカーを作ってみましょう。

トラッカー画面右上の「新しいトラッカー」をクリックしてください。「新しいトラッカー」画面が表示されます。

「新しいトラッカー」画面でトラッカーの名称を入力してください。後で変更することもできます。

項目 内容
名称 トラッカーの名称です。トラッカーを使用するさまざまな画面で表示されます。
デフォルトのステータス 新しいチケットを作成するときにデフォルトで選択されるステータスです。
チケットをロードマップに表示する ONの場合、このトラッカーのチケットが「ロードマップ」画面で各バージョンの「関連するチケット」欄に表示されます。
説明 トラッカーを説明する文章を入力します。説明の内容はチケット画面のトラッカー選択項目の?マークに表示されます。
標準フィールド 標準フィールドのうちこのトラッカーで使用するものを指定します。チェックボックスをOFFにするとチケットの入力や表示をする画面にその項目が表示されなくなります。使わないフィールドは非表示にすることで画面をシンプルにできます。
ワークフローをここからコピー トラッカー作成後はステータスをどのように変更できるかを定義する「ワークフロー」の設定が必要ですが、この欄ではワークフローを別のトラッカーからコピーすることを指定できます。ワークフローをコピーすることで、ワークフローの設定を省略したり、既存のワークフローをもとに変更することでワークフロー設定の作業量を抑えることができます。

項目の入力が終わったら「作成」をクリックしてください。トラッカーが作成されます。

トラッカーは作成しただけでは利用できません(ステータスをデフォルトステータス以外に変更できません)。実際に利用するためには、以下ページを参考にワークフローの設定を必ず行ってください。
関連FAQ: 追加したステータスがチケットのプルダウンに表示されない

トラッカーの編集

「管理」→「トラッカー」画面でトラッカー名をクリックするとトラッカーの名称などが編集できる画面へ移動します。

トラッカーの並べ替え手順

「管理」→「トラッカー」画面で矢印アイコンをドラッグすると並べ替えができます。これはチケットでトラッカーを選ぶときにプルダウンメニューに表示される順番で、Redmine全体で共通の設定です。

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