ステータスの追加
「ステータス」は、やるべき作業・タスク(Redmineでは「チケット」と呼ぶ)の状態を表します。チケットの状況を確認したり、ステータスごとにチケットを表示することができます。
例えば、以下のように業務にあった好きな名称でいくつでも作成できます。
例1: 未着手 → 作業中 → 完了
例2: ToDo → Doing → Done
例3: 新規 → 制作中 → 確認中 → 公開待ち → 終了
- ステータスはRedmine全体の設定のため、複数のプロジェクトで併用することができます。
- ステータスの追加・編集・削除は、システム管理者権限を持つユーザーのみができる操作です。
画面左上の「管理」をクリックし、管理の中の「チケットのステータス」をクリックしてください。チケットのステータス画面が表示されます。
6つのデフォルトのステータスが表示されます。これらをそのまま使ったり、名称を変更して利用することもできますが、今回は新しくステータスを作ってみましょう。
チケットのステータス画面右上の「新しいステータス」をクリックしてください。「新しいステータス」画面が表示されます。
「新しいステータス」画面でステータスの名称を入力してください。後で変更することもできます。
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ステータスの名称です。 |
説明 | 入力した内容がチケットの作成・編集画面から参照できます。ユーザーがチケット入力中にどのステータスに変更するのがよいか分かりやすくなります。 |
終了したチケット | ONにすると、このステータスは作業が終了した状態を表すものとして扱われ、チケットの一覧を表示する画面で「完了」に分類されたり、「ロードマップ」画面で「完了」として集計されたりします。 |
項目の入力が終わったら「作成」をクリックしてください。ステータスが作成されます。
ステータスは作成しただけでは利用できません。実際に利用するためにはワークフローの設定が必要です。
FAQ: 追加したステータスがチケットのプルダウンに表示されない
「管理」→「チケットのステータス」画面でステータス名をクリックするとステータスの名称などが編集できる画面へ移動します。
「管理」→「チケットのステータス」画面で矢印アイコンをドラッグすると並べ替えができます。これはチケットでステータスを選ぶときにプルダウンメニューに表示される順番で、Redmine全体で共通の設定です。
チケットの進捗状況を0%〜100%で表す「進捗率」を使う場合、①進捗率を手動で入力する方法と②ステータスに連動して進捗率を自動で更新する方法があります。更新忘れやユーザーによって基準がばらつくのを防ぐために②の方法がおすすめです。
設定方法は以下のページをご覧ください。
Redmineでチケットのステータスに連動して進捗率を更新する