ワークフロー
ワークフローとは、ユーザーがチケットのステータスをどのように変更できるのかを、 トラッカー と ロール の組み合わせごとに定義したものです。例えばトラッカーが「バグ」のチケットを完了させることができるのは管理者ロールのユーザーに限定するなど、Redmineを利用する組織にあわせたワークフローを定義できます。
ワークフローはチケットのステータスをどのように遷移させることができるのかを定義したものなので、ワークフローが定義されていなければチケットのステータスを変更することができません。
1個のトラッカーに対して、Redmine上に存在するロールの数だけワークフローが存在します。つまり、1つのRedmine上には、トラッカー数×ロール数だけのワークフローが存在します。
ワークフローの参照や設定変更は、 「管理」 → 「ワークフロー」で行えます。
以下は「開発者」ロールの「バグ」トラッカーに対するワークフローのデフォルト設定です。「開発者」ロールのユーザーが「バグ」トラッカーのチケットのステータスを変更する際は以下の制限が課せられます。
- チケットのステータスを「新規」に変更できない
- チケットのステータスを「却下」に変更できない
- ステータスが「終了」「却下」のチケットはステータスを変更できない