「デフォルトの言語」の設定と影響範囲
Redmineの管理画面には「デフォルトの言語」という設定項目があり、Redmine全体の動作に影響を及ぼします。日本語のみで業務が行われている組織ではほとんどの場合「Japanese (日本語)」に設定しておけば問題ありませんが、ネイティブランゲージが異なる利用者が混在する組織などでは「English」などに設定する必要があるかもしれません。
ユーザーごとに画面表示に使われる言語を切り替える「個人設定」画面の「言語」とは別の設定ですので混同しないよう注意してください。
「管理」→「設定」の「表示」タブを開くと、「デフォルトの言語」という設定項目があります。設定したい言語を選択して「保存」ボタンをクリックしてください。
「デフォルトの言語」の設定は、以下の箇所に影響があります。
Redmineでは各ユーザーが画面表示に使われる言語を自由に切り替えることができますが、新たに作成するユーザーの言語は明示的に指定しなければ「デフォルトの言語」で設定したものが選択されています。
メール通知の文面の言語は、ユーザーの個人設定の「言語」ではなく「デフォルトの言語」で設定されている言語が使われます。
以下の画像は「デフォルトの言語」が「英語」、ユーザーの個人設定の「言語」が「日本語」のときのメールの例です。個人設定では「日本語」が選択されているものの、文面では英語が使われています。
ユーザーインターフェイスの言語を切り替える
Redmineはユーザー毎にメニューや画面項目名を表示するための言語を切り替えることができます。プロジェクトメンバーの母国語が複数混在するときでも、それぞれのユーザーが好みの言語に切り替えることができます。 画面右上のアカウントメニュー内の「個人設定」(英語: “My account”)をクリックし、開いた画面の「情報」欄の項目「言語」を切り替えてください。 …