Redmineでユーザーを削除するとチケットも削除されますか(影響と対応方法)
Redmineでユーザーを削除するとチケットは削除されませんが、作成者や担当者の名前が消えてしまいます。
削除されたユーザーがこれまでに作成したチケット、コメント、添付ファイル、Wikiページなどのオブジェクトは削除されず維持されます。ただし、チケットなどの作成者や更新者は削除されたユーザーの名前の代わりに「匿名ユーザー」という表記に置き換わります。
一度ユーザーを削除すると「誰が何をしたか」という情報が失われ、復元することもできません。そのため、退職や異動などでユーザーを利用停止にする場合は、削除ではなく「ロック」機能を使用することを推奨します。
ユーザー削除による主な影響
ユーザーを削除すると、以下の状態になります。
- チケットやコメントなどのデータはそのまま残ります。
- 「作成者」「更新者」の名前が「匿名ユーザー」に置き換わり、そのユーザーが担当者になっていたチケットは担当者が空欄になります。
- 削除したユーザーを元に戻すことはできません。
- 一度「匿名ユーザー」に置き換わったら、元のユーザーによる更新の履歴は削除され復元できません。
推奨される対応方法
1. 基本は「ロック」を使用する
退職やプロジェクト離脱など、今後そのユーザーにログインさせたくない場合は「ロック」を行ってください。ユーザーはログインできませんが、過去のチケットや履歴にはそのユーザーの名前が残ります。
「管理」→「ユーザー」→「…」→「ロック」からロックできます。
2. 「削除」は限定的な場面のみで行う
削除機能は、以下のような限定的なケースのみで使用してください。
- ユーザーを誤って作成してしまい、まだ一度もチケット作成やコメントなどの活動を行っていない場合
- テスト用に作成したダミーユーザーを整理したい場合
「削除」と「ロック」の比較
| 項目 | 削除 | ロック |
|---|---|---|
| ログイン | 不可 | 不可 |
| 過去の履歴の名前 | 「匿名ユーザー」になる | ユーザーの名前が表示される |
| データの復元 | 不可能 | ロック解除で元通り |
| 主な用途 | 誤作成したアカウントの抹消 | 退職・異動者のアカウント停止 |
