Redmineのパスワードのセキュリティを高める設定 (最低必要文字数・有効期限・必須文字種別)
パスワードの要件(パスワードポリシー)を設定して、ユーザーが使用するパスワードのセキュリティを高めることができます。
設定を行うには、システム管理者としてログインしている状態で「管理」→「設定」→「認証」タブを開いてください。①最低必要文字数、②有効期限、③必須文字種別(大文字・小文字・数字・記号)の3種類が設定できます。
設定できるパスワードの要件
設定できる要件 | 説明 |
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パスワードの最低必要文字数 | 指定した文字数より短いパスワードが使われるのを防げます。デフォルトは8文字です。 |
パスワードの有効期限 |
パスワードの定期変更をユーザーに強制することができます。7日、30日、60日、90日、180日、365日の選択肢があります。 (対応バージョン: Redmine 3.1以降) |
パスワードの必須文字種別 | 以下の4種類の文字種別のいずれか、またはすべてをパスワードに含ませることを強制できます。 ①大文字(A, B, C, …) ②小文字(a, b, c, …) ③数字(1, 2, 3, …) ④記号(!, @, #, …) (対応バージョン: Redmine 4.1以降) |
そのほかのセキュリティ強化の設定
二要素認証
(対応バージョン: Redmine 4.2以降 / RedMica 1.2以降)
Redmine 4.2以降およびRedMica 1.2以降では二要素認証が利用できます。二要素認証を有効にしてID・パスワードに加えてワンタイムパスワードを利用することで、第三者による不正なログインが困難になります。
二要素認証の設定方法についての詳細は 二要素認証 をご覧ください。