課題管理システム

最終更新: 2020/06/13 [原文]

トラッカー

トラッカーはチケットの種別を定義します。よくあるトラッカーとしては、バグ、機能などが挙げられます。

トラッカーごとに以下のものを定義できます。

  • 名称
  • デフォルトステータス (新しいチケットに対してデフォルトで適用されるステータス)
  • そのトラッカーのチケットを ロードマップ に表示するか
  • ワークフロー
  • そのトラッカーのチケットで使用できる標準フィールドとカスタムフィールド

新しいトラッカーを作成したら、そのトラッカーを利用するためにはワークフローの定義が必要です(トラッカー作成時に既存のトラッカーのワークフローをコピーすれば、ワークフローの定義を省略できます。「新しいトラッカーを作成」画面の「ワークフローをここからコピー」ドロップダウンリストでコピー元のトラッカーを選択してください)。

チケットのステータス

チケットのステータスは自由に追加・削除できます。それぞれのステータスには以下の設定があります。

  • 終了したチケット: そのステータスは、チケットが終了した状態であることを示します (複数のステータスを「終了したチケット」として定義できます)

進捗率

このオプション(およびチケットのステータス画面における一覧表内の列)は「管理」→「設定」→「チケットトラッキング」で 進捗の算出方法 が 「チケットのステータスを使用する」に設定されている場合に限り利用可能です。これにより、各チケットのステータスを手入力する代わりに、チケットのステータスに応じて自動的に進捗率を更新できるようになります。

この項目が空白の場合、チケットのステータスを変更しても進捗率は更新されません。

進捗の更新

このコマンドは 進捗の算出方法 が 「チケットのステータスを使用する」に設定されている場合に限り利用可能です。実行すると、すべてのチケットの進捗%の値がそのチケットのステータスに対応したものに更新されます。

ワークフロー

ワークフローは、プロジェクトのメンバーに対してどのようにチケットのステータスを遷移することができるのかを定義するものです。

ワークフローの設定画面で、ワークフローを編集したいロールとトラッカーの組み合わせを選択し、「編集」ボタンをクリックしてください。選択したロールとトラッカーの組み合わせに対してどのようなステータス遷移を許可するのか設定できる画面が表示されます。「現在のステータス」は、ステータスの初期状態を示します。「ステータスの移行先」は、それぞれの初期状態から遷移できるステータスです。

Note

ユーザーがチケットのステータスを更新するには「チケットの編集」権限が必要です。

上図の例では、ステータスが「New」である「Bug」トラッカーのチケットは、「Developer」ロールでは「Assigned」または「Resolved」に変更できます。ステータスが「Assigned」であるものは「Resolved」に変更できます。ステータスが「New」「Assigned」のいずれでもないものは、「Developer」ロールではステータスを変更することはできません。

フィールドに対する権限

このタブでは、フィールドに対して特別な権限をステータスごとに設定できます。設定できるのは「読み取り専用」または「必須」のいずれかです。いずれも指定しない場合はデフォルトの動作となります。

「読み取り専用」に設定すると、そのフィールドは編集画面に表示されず値の変更ができなくなります。「必須」に設定すると、編集時にフィールドを未入力のままにしておくことができなくなります。