Internet Explorerでファイルダウンロード時にファイル名が文字化けする

更新日 2020/05/28
作成日 2010/04/25

チケット、文書、Wikiなどに添付されたファイルをダウンロードする際、日本語環境で実行されているInternet Explorerではファイル名の文字化け、ファイル名の切り詰めなどの問題が発生することがあります。

原因

この問題は、Internet Explorerの仕様がRFC2231に準拠していないことが原因で発生します。ファイルダウンロード時にRedmineから送信されるファイル名はUTF-8でエンコードされますが、日本語環境で実行されているIntenet ExplorerはShift_JISでエンコードされているものとして扱ってしまいます。

対策

以下のページで公開しているパッチを適用すると問題が解決します。

パッチ適用後は、日本語環境でのInternet Explorerからのアクセスであると判別された場合、Redmineはダウンロード時のファイル名をShift_JISでエンコードして送信します。

発生する問題の例

リポジトリ内のファイルをダウンロードする際のファイル名文字化け

ファイル名の日本語部分が文字化けします。

チケットの添付ファイルをダウンロードする際のファイル名の切り詰め

Internet Explorer 6で長いファイル名が切られて短くなってしまいます。